ロボ西、個別株デビュー戦敗れる!懲りずに次の手を打つぞ!
楽天モバイルに乗り換えて感じたメリットとデメリット
こんにちは
最近、ロボアドバイザーや積立NISAの積立費用を捻出するために、生活の出費を見直しました。
結果、一番効果があったのはスマホをドコモから格安スマホの楽天モバイルに変えたことでした。
今日はドコモから楽天モバイルに乗り換えて感じた楽天モバイルのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
ドコモ時代の料金
もともと私はドコモのヘビーユーザでした。
最初に持った携帯がN503i(通じるのかな(笑))で、それ以来ずっとドコモを使用し続けていました。
ずーっと使い続けていたもので、完全に思考停止状態に陥っており、毎月届く請求書すら開かずゴミ箱に直行。
そして最近、節約のために請求書を見てびっくり。
なんと月々7000-8000円ぐらい請求されていました。
そもそも、普段スマホをあまり使わないタイプの人間なので、さすがに無駄すぎると考え、長年愛用したドコモから楽天モバイルに乗り換えることにしました。
楽天モバイルのメリット
まずは私が感じた楽天モバイルのメリットについて紹介します。
格安スマホ業界屈指の価格設定
楽天モバイルの最大の魅力は、格安スマホ業界の中でも屈指の安さでしょう。
まず月額料金を見てみます。(組み合わせプランのものになります。)
私は社会人なので電話は必要、そして回線はそれほど使わないので3.1GBプランにしました。
これで1600円。3.1GBでも初月は500MBくらい余裕がありました。
またプランは変更できるそうなのでもし足りなかったら5GBプランも検討してみます。
また、楽天モバイルが安いもう一つの理由がSIMとセットで買った場合のスマホ本体の安さです。
特にこの端末。
huawei nova lite2。
この端末、2018年2月に発売された新しめのスマホで、よそで買うとお値段は2万クラスです。価格.comでも22000円台ですね。
そして新しいスマホということでスペックもそこそこいい。
これが6700円。24回払いで1月300円ちょっと。
普通に転売すればもうk(ry
このように他のキャリアから乗り換える際にスマホも新しいものにしたい場合、特に楽天モバイルはおすすめできるかと思います。
私も乗り換え時、他の格安スマホ業者と料金比較してみましたが、楽天モバイルが一番安い結論に至りました。
楽天ポイントが使える
楽天グループで貯めたポイントをスマホの利用料金として支払ったりできるので便利です。
私は楽天カードで日々の買い物を済ますので、そのポイントをスマホの利用料金に充てることで、実質的な月額料金はさらに抑えることができます。
楽天モバイルのデメリット
こんどはデメリットのほうを見ていきましょう。
回線が遅い
激安の料金設定に加え、楽天ポイントも使えるしメリットばかりじゃないか、と思われがちですが大きな弱点もあります。
それは回線の速度です。
これはとにかく見てもらったほうが早いと思うので下記動画を視聴してみてください。
割と調子のよい時でもこれくらいのスピードです。動画では70kb/sくらいかと思いますが、調子が悪いときは20kb/sくらいにまで落ち込みます。
人によってはそこまで遅くないという人もいるようですが、どんな違いがあるかは謎ですね。
この速度では動画の視聴はかなり苦しいです。また、アプリのダウンロードもストレスがかかるレベルです。
動画やアプリのダウンロードを頻繁に行う人はポケットWiFiなどでカバーできる人でないと、利用は苦しいかと思います。
まぁ私はスマホで動画とか見ないし、アプリのダウンロードは家での回線でやるので問題なく使えています。
この辺は使う人の利用スタイルによるんでしょうね。
初月に色々なオプションをつけられる
私の場合、楽天電話や楽天マガジンなどのオプションを付けさせられました(笑)
楽天電話や楽天マガジンは有料オプションなので、月額請求額に加算されます。
ただ、いつでも解約できるとのことなので初月に解約すれば、負担は初月のみで済みます。
私は速攻で上記オプションを解除しました(笑)
まとめ
最近では格安スマホにすでに乗り換えている人は増えましたが、まだの人はぜひご検討くださいませ。
毎月のランニングコストの面ではかなり貢献してくれるかと思います。
私の場合、乗り換えたことで月々4,5千円の節約になりました。
ちなみに、節約によって浮いた月々5千円を20年間、年利5%で運用した場合、
200万を超える資産になります。結構まとまった額になりますね。年利5%は結構現実的な数字かと思います。
頑張って年利10%で運用できた場合は、
約380万円。
日々の節約の積み重ねが未来に大きな資産を生んでくれますね。
それでは~
今年前半戦の運用実績について公開します。
こんにちは
今年も早いもので半年が過ぎました。
2月からウェルスナビとソーシャルレンディングをはじめ、6月からは個別株にも手を出し始めました。
そして7月からは積み立てNISAも開始します。
今日は今年前半戦の成績を振り返ってみたいと思います。
ウェルスナビ
まずはウェルスナビ。
-9943円。
うーんマイナス…
要因としては米中貿易戦争を懸念しての株価の下落が一番大きい。
特に新興国株(VWO)は下記の記事でも記載しているように中国株の割合が高いので、この影響をもろに受けている感じ。(新興国株はたぶん始めてほとんどプラスになる期間がなかったはず)
まぁ長期保有前提なのでじっくりと積み立てて育てていきましょう。
ソーシャルレンディング
お次はソーシャルレンディング。
ソーシャルレンディング企業としては私はここまでmaneoファミリー中心に選んでいます。
具体的にはmaneo、グリーンインフラレンディング、クラウドリース、スマートレンドにですね。長期保有はリスクと考え短期案件ばかりを選んでいます。
クラウドリースは6月中旬に投資を始めたため、最初の分配が8月のため今回の報告からは除外します。
maneo
maneoには1か月という超短期案件に2回投資しています。
+15395円(税引前)といい感じ。
maneoファミリーはグリーンインフラレンディングが問題となっていますが、本体のmaneoは十分信頼に値すると思っています。
一応最大手ですしね。
スマートレンド
お次はスマートレンド。こちらも1か月の超短期案件に投資。
+5756円(税引前)。
50万円の資金で1か月だけと考えればなかなかいいですね。
スマートレンドの最大のデメリットはとにかく案件がないこと(笑)
案件がなさ過ぎたのでこの資金50万はクラウドリースに移して、そちらで運用することにしました。
グリーンインフラレンディング
maneoファミリーの問題児、グリーンインフラレンディング。
現在、もろもろの理由で、新規案件も新規投資家募集も中止していて非常にやばい会社。どんな問題かは下記記事を見てください。
さて、この問題児にも私は50万円ほど投資しています。
こちらは半年ぐらいの案件に投資中です。
+8742円(税引前)。
6月は分配金が支払われましたが、7月以降は不透明です。
まずは次回分配日の7/11を楽しみに待ちます。(笑)
個別株
こちらはつい最近始めたばかりですね。
始めたばかりでまさ日本電子材料の株しか持っていませんが、
725円で買った株の現在価格が709円なので-1697円。
最近の日経平均の下落の割によく頑張ってくれています。
ちなみに損切りはー8%の667円、利食いは+10%の800円に設定しています。
基本的にはこの損切り-8%、利食い10%のルールで今後もやっていく予定です。
株の軍資金は100万円。
ちょっとずついろんな銘柄に手を出していこうと思います。
まとめ
サマリです。
損益 | 投資額 | 備考 | |
ウェルスナビ | -9943 | 1120000 | 毎月30000積立 |
ソーシャルレンディング | 29893 | 1000000 | |
個別株 | -1697 | 72500 | 慣れてきたら最大100万まで投資予定 |
積立NISA(これから) | 0 | 0 | 毎日1600積立 |
合計 | 18253 | 2192500 |
現時点で+18253円です。
株価に左右されないソーシャルレンディングが頑張ってくれています。
米中貿易摩擦の問題が解決に向かえば株価も安定し、ウェルスナビも個別株も調子が上がってくると期待します。
なお、グリーンインフラレンディングが例の問題で元本を返してくれなかったら-50万になります(笑)。
今は軍資金300万でやっていますが、最終的には投資対象をいくつかに絞って1000万ほどの投資を考えています。
今はその準備期間ですね。
それでは~
(7/4追記)(7/2続報)「ソーシャルレンディング」最大手 監視委不適切運用で調査
(7/4追記) 次回報告は7/4とのことでしたが7/6に変更となったようです。何かもめてるんでしょうか。
(7/3追記) いつのまにかグリーンインフラレンディングのFAQが更新されていましたので、リンクを張っておきます。
こんにちは
ソーシャルレンディング業界を騒がせている、グリーンインフラレンディングの融資先不正疑惑ですが、新たな動きがありました。
グリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスが、Webサイトで下記のようなお知らせを掲載しました。
グリーンインフラレンディングについて
弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につきまして、以下の通りお知らせ致します。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して募集に先行して自己資金により支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂いていました。
株式会社グリーンインフラレンディングは、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指し、対象ファンドにおける対象事業に対する支出済みの資金を含めて案件開発のための全ての資金との認識の下、ファンド募集の際の内容の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後適切な対応を行っていきたく考えていたところです。このような状況の中、株式会社グリーンインフラレンディングの HP において、6月29日、maneoマーケット株式会社により、株式会社グリーンインフラレンディング及び弊社に対して事前の説明等もなく、一方的に、「ファンド募集停止等のお知らせ」を掲載し、「投資家の皆様にご説明申し上げていた使途とは異なる使途に一部資金が使用されたものと評価せざるを得ない」とし、「今後のファンドの募集」を停止するとの「お知らせ」が掲載されました。
株式会社グリーンインフラレンディング及び弊社としては、maneoマーケット株式会社に対しまして「資金の使途に関する同社の確認」のための作業に協力してまいりましたが、同社が事実関係の十分な精査確認もないまま、一方的に、自社の見解をもとにこのような対応をされたことは大変遺憾であります。
また、一部報道において、ファンドで募集した資金の一部が投資家への事前の説明と異なり融資先の企業から弊社の関係会社または関係者に渡ったかのような記載がありますが、そのような事実はありません。ファンドに応募して頂きました投資家の皆様に対しましてはご迷惑をお掛けすることのないように致します。皆様には多大なるご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
ついにグリーンインフラレンディング側が反撃に出ました。
要約すると、
・「開発資金」という言葉に認識齟齬があっただけ
・maneoマーケットの調査にはこれまで真摯に協力してきた
・一方的に弊社が悪いようなお知らせを事前の相談もなく公表するのは遺憾だ
と言っていますね。
完全に大ゲンカですねこれ。事態収拾には時間がかかりそうです。
そしてついに初めて、融資先の企業から関係会社や関係者に渡ったという報道を完全否定しました。
事実であれば昨年衆議院選での希望の党の細野氏に対する不正融資は少なくともグリーンインフラレンディングが集めた資金ではないということになります。
投資家としてはこれは事実であってほしいですね。
そしてなんとかmaneoマーケットと仲直りしてくれ~(笑)
それでは~
積立NISA始めました。早速銘柄選びだ!
こんにちは
楽天証券で申請していた積立NISA口座の承認が下り、ようやく開始できるようになりました。
結局2週間くらい待たされたのかな。
よし、さっそく始めるぞ。
- 銘柄を選ぶぞ!
- ひふみプラス
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXISSlim先進国株式インデックス
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXISSlimバランス(8資産均等型)
- 決断のとき
銘柄を選ぶぞ!
全銘柄を見ていると、非常に時間がかかりそうなので楽天証券で買い付けランキング上位の銘柄に絞って見てみることにします。
7/1時点のランキングはこちら。
とりあえず、上位5銘柄くらいを見ていこうかなぁ。
ひふみプラス
ランキングを見てみると、ずらりとインデックス系のファンドが並ぶ中、なんと1位はアクティブ系ファンドのひふみプラス。※
※投資信託には大きく分けて「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。
「インデックスファンド」というのは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった特定の指数に連動するタイプの投資信託です。
どの資産運用会社が運用しても概ね同じ結果となり、また経済の成長に合わせて値上がり益を得ることができます。(景気が良くなる → 日経平均株価が上がる → インデックスファンドが値上がりする)
対する「アクティブファンド」は、投資のプロが徹底的に分析し、インデックス(日経平均株価など)を上回るリターンを上げることを目的とした、リターン追求型の投資信託です。
アクティブファンドのほうがリターンは大きくなりやすいですが、一方で手数料が高く、長期運用することで、手数料を含めたリターンはインデックスファンドに負けることがほどんどです。
そのため近年ではインデックスファンドの方が人気が高く、ほとんどのアクティブファンドは埋もれてしまっているのが現状です。
ひふみプラスの成績を見てみましょう。
パフォーマンス | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 |
リターン(期間) | 0.31 | 23.09 | 55.56 | 164.22 |
5年で+164.22% 。
ということはということは5年前100万円で始めていたら今頃264万ですか…
すさまじい爆発力ですね。投信報酬が1.0584%と高めなもののアクティブファンドの中では安い部類に入ります。
ランキング1位の理由がよくわかりました。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
説明によると、
「楽天・全世界株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資する。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。原則、為替ヘッジは行わない。
ウェルスナビも御用達の安心と信頼のバンガード社ですね。実質的な信託報酬は0.2296%となっています。
成績は、
パフォーマンス | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 |
リターン(期間) | -3.26 | --- | --- | --- |
まだ、取り扱いが始まったばかりで6か月のものしかありませんが、マイナスとなっています。
まぁ、今年は日中貿易摩擦などで株価が不安定なのでどのインデックスファンドもマイナスでしょうが…
eMAXISSlim先進国株式インデックス
説明によると、
「外国株式インデックスマザーファンド」通じて、主として日本を除く世界各国の株式に投資を行い、MSCI Kokusai Index(MSCIコクサイ インデックス)(円換算ベース)と連動する投資成果をめざす。対象インデックスとの連動を維持するため、先物取引等を利用し株式の実質投資比率が100%を超える場合がある。実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。
先進国といっても日本は含まないんですね。
成績はどうでしょう。
パフォーマンス | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 |
リターン(期間) | -2.15 | 9.05 | --- | --- |
期間は短いですが1年だと利回り9.05となかなかよさそうです。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
説明によると、
「楽天・全米株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資する。CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。原則、為替ヘッジは行わない。
こちらもバンガード社ですね。
あれ、でもこれって…
やはり、ウェルスナビの「米国株」のETFと同じですね。ウェルスナビで買ってるのに2重で買ってもなぁ…
eMAXISSlimバランス(8資産均等型)
複数のマザーファンド通じ、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートへ実質的な投資を行い、基本投資割合は、純資産総額に対してそれぞれ12.5%とする。各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマークに連動する投資成果を目指す。原則、為替ヘッジは行わない。
国内外の株式、債券、不動産への投資ですね。信託報酬も0.1728%と低めです。
ウェルスナビですでに分散投資はしているので、こちらでやる必要はないかなぁ。
というより、ウェルスナビの資金をこちらで運用したほうが手数料安くて済みそう(笑)
決断のとき
ひふみプラスにします。(笑)
信託報酬は高めで、不調時は苦しそうですが、それを補って余りある運用手腕に期待します。
毎日1600円ずつ、年間392000円投資します!
当ブログで報告していきます。
(超初心者向け)ウェルスナビってどんな銘柄に投資しているの?
こんにちは
ワールドカップ盛り上がってますね!
日本も大会開始前はだーれも期待していなかったように思いますが決勝トーナメントにまで勝ち進み、さらに盛り上がっていきそうです。
さて、ワールドカップ見てたらウェルスナビのCMが流れていますね。
最近ウェルスナビは広告に力を入れていてどんどんユーザを増やそうとがんばっているようです。
こういったテレビCMをどんどん流していると、あまり投資経験がない初心者の人が増えていきそうに思います。
そこで今回は初心者向きに、ウェルスナビがどんな銘柄に投資しているのか開設しようと思います。
ウェルスナビってそもそも何に投資しているの?
ウェルスナビで口座開設し、運用が開始されると、下記のようなポートフォリオをロボットが自動的に構築してくれます。
なるほど、投資家が口座に入金した資金を米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産に対し、リスク許容度に応じて分散投資しているのだなと分かります。
でも、投資初心者の人だとこんな疑問を持つかもしれません。
「米国株や日欧株っていっても色々あるでしょう?例えばマイクロソフトやトヨタとか。どんな銘柄に投資してるの?」
その答えは()内のアルファベット3文字にあります。
VTI、VEA、VWO、AGG、GLD、IYRがそうですね。これはティッカーシンボルと呼ばれるもので、銘柄を識別するために付与される一意なコードです。
では、これらは何の銘柄のコードなのでしょうか。
下の表に各ティッカーコードの正式名称を記載します。
ティッカーコード | 正式名称 | 経費率 | 配当 |
VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 0.04% | 四半期毎 |
VEA | バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF | 0.07% | 四半期毎 |
VWO | バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF | 0.14% | 四半期毎 |
AGG | iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF | 0.05% | 月ごと |
GLD | SPDRゴールド・シェア | 0.40% | なし |
IYR | iシェアーズ 米国不動産ETF | 0.44% | 四半期毎 |
ETF(株価指数連動型上場投資信託)とは、証券取引所に上場され、株式と同様に市場で売買できる投資信託の事です。
はい、そうです。これらはすべて投資信託で、ウェルスナビはこれらの上場投資信託に投資していたんですね。
それぞれのETFの特徴について詳しく見ていきましょう。
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
まずは米国株について。
世界最強の資産運用会社と呼ばれるバンガード社のETFで、米国全上場株式の99.5%をポートフォリオを組み込んでおり、上位10銘柄とその割合は下記の通りです。
銘柄名 | 割合(%) |
Apple | 2.8 |
マイクロソフト | 2.6 |
アルファベット | 2.3 |
Amazon.com | 2.2 |
バークシャー・ハサウェイ | 1.4 |
1.4 | |
JPモルガン・チェース | 1.4 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 1.3 |
エクソンモービル | 1.2 |
バンク・オブ・アメリカ | 1.1 |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 17.7 |
セクター別にみるとこんな感じです。
構成セクター | 比率 |
金融 | 20.5 |
テクノロジー | 19.4 |
消費者サービス | 13.4 |
資本財 | 13.1 |
ヘルスケア | 12.5 |
消費財 | 8.5 |
石油・ガス | 5.5 |
公益 | 2.8 |
素材 | 2.5 |
通信サービス | 1.8 |
特筆すべきはその信託報酬の低さで、驚異の0.04%!
安すぎませんかね…
ウェルスナビは1%なんですが(笑)
バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)
続いて日欧株。
こちらもやはりバンガード社のETFですね。ポートフォリオに含まれる銘柄数は3700にも及びます。
銘柄名 | 割合(%) |
ロイヤル・ダッチ・シェル | 1.3 |
サムスン電子 | 1.3 |
ネスレ | 1.2 |
イギリスHSBC銀行 | 0.9 |
ノバルティス | 0.9 |
トヨタ自動車 | 0.9 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ | 0.9 |
ユニリーバ | 0.8 |
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 0.7 |
BP | 0.7 |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 9.5 |
トップ10には日本からはトヨタ自動車がランクインです。
国別にみてみるとどうでしょうか。
国名 | 比率 |
日本 | 22.4 |
英国 | 15.3 |
フランス | 8.2 |
ドイツ | 8 |
カナダ | 7.8 |
スイス | 6.5 |
オーストラリア | 5.9 |
韓国 | 4.9 |
香港 | 3.3 |
オランダ | 3 |
国別では日本がトップですね!
こちらも信託報酬は0.07とかなりの低水準!
バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF(VWO)
今度は新興国株。こちらもやはりバンガード社のETF。なお、この新興国株には中国も含んでいます。
銘柄名 | 割合(%) |
テンセント ホールディングス | 5.1 |
台湾セミコンダクター | 3.6 |
アリババグループホールディングス | 2.5 |
ナスパーズ | 1.8 |
中国建設銀行 | 1.6 |
中国工商銀行 | 1.2 |
中国平安保険 | 1 |
イタウ・ウニバンコ・ホールディング | 0.9 |
中国移動通信 | 0.8 |
ロシア貯蓄銀行 | 0.8 |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 19.3 |
多くが中国の企業となっています。
国別ではどうでしょう。
国名 | 比率 |
中国 | 34.2 |
台湾 | 14.5 |
インド | 10.6 |
ブラジル | 8.3 |
南アフリカ | 7.4 |
タイ | 3.9 |
ロシア | 3.8 |
マレーシア | 3.3 |
メキシコ | 3.2 |
インドネシア | 2.2 |
国別でも中国が圧倒的ですね。VWOの評価は中国経済次第で大きく変わりそうです。
信託報酬は0.14%。VITやVEAよりは高いですが、新興国株というジャンルで考えると十分低コストのETFと言えます。
iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF(AGG)
AGGは米国の投資適格債券市場全体の価格と利回りに連動する投資結果を提供するETFです。
発行体 | 割合(%) |
アメリカ合衆国財務省 | 38.45 |
連邦住宅抵当公庫 | 13.46 |
連邦政府抵当金庫 | 7.41 |
連邦住宅金融抵当公庫 -GOLD | 5.28 |
連邦住宅金融抵当公庫 | 2.47 |
JPモルガン・チェース | 0.53 |
ドイツ復興金融公庫 | 0.52 |
ゴールドマン・サックス | 0.47 |
バンク・オブ・アメリカ | 0.47 |
AAT&T | 0.44 |
4割近くを占めるのがアメリカ合衆国財務省、いわゆる米国債ですね。
SPDRゴールド・シェア(GLD)
金です。そのままですね。SPDRゴールド・シェアは世界最大の金ETFとして有名なETFです。分配金がなく、信託報酬もやや高めの0.4%に設定されています。これで儲けるというよりも、株式などに対するリスクヘッジ用としてよく利用されます。
iシェアーズ 米国不動産ETF(IYR)
ダウ・ジョーンズ米国不動産指数の価格と利回りに連動する投資結果を提供するETFです。ウェルスナビ上は単に「不動産」と書いていますが、アメリカの不動産ですね。
ポートフォリオ上位は下記のとおり。
銘柄名 | 比率(%) |
AMERICAN TOWER REIT CORP | 5.99 |
SIMON PROPERTY GROUP REIT INC | 4.99 |
CROWN CASTLE INTERNATIONAL REIT CO | 4.2 |
PROLOGIS REIT INC | 3.27 |
PUBLIC STORAGE REIT | 3.23 |
EQUINIX REIT INC | 3.19 |
WEYERHAEUSER REIT | 2.57 |
AVALONBAY COMMUNITIES REIT INC | 2.23 |
EQUITY RESIDENTIAL REIT | 2.19 |
WELLTOWER INC | 2.18 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
こうして各ETFを見ていると、ウェルスナビでポートフォリオを構築することで本当に世界中の株式や債券、不動産などに投資していることになると理解いただけると思います。
ちなみにこれらのETFは日本の証券会社でも取り扱っています。
下記の記事で書いている通り、ウェルスナビの最大のデメリットは手数料だと思っています。「そこまで世界中の商品に分散せずに米国株式だけでいいや」という場合は、
証券会社でそれぞれのETFを個別に運用したほうが、はるかにお得ではあります。
それでは~
(6/30続報)「ソーシャルレンディング」最大手 監視委不適切運用で調査
こんにちは
maneoグループの一員で高金利がウリのソーシャルレンディング企業であるグリーンインフラレンディングが、投資家に対しての説明とは異なる使途に一部資金が使用された疑いがある問題で、前回のお知らせの予定通り6/29に追加の報告が上がっていましたので共有いたします。
どういう問題だっけ?という方は下記の記事を参照して下さい。
6/29 maneoマーケットからのお知らせ
maneoおよびグリーンインフラレンディングのHP上で下記のようなお知らせが公開されました。
「グリーンインフラレンディング」におけるファンドの募集停止等のお知らせ
表題の件につきまして下記の通りお知らせ致します。
記
1.対象営業者及びサービス
株式会社グリーンインフラレンディングを営業者とする「グリーンインフラレンディング」におけるファンド募集業務および新規の投資家登録
2.募集停止に至る経緯
「グリーンインフラレンディング」におけるファンドの募集開始にあたり、弊社は、グリーンインフラレンディング社より、「投資家の皆様から出資いただいた資金は、グリーンインフラレンディング社の融資先を介して最終資金需要者が特定の太陽光発電所やバイオマス発電所等の開発資金として使用する」との説明を受けるなどして、その旨認識し、投資家の皆様にもご説明して参りました。
しかし、最終資金需要者において上記説明とは異なる使途に一部資金が使用された疑いがあることが判明いたしました。これを受けて、弊社は、かかる疑いのある対象ファンドの新規募集を停止した上で、最終資金需要者の認識や見解について説明を受け、事実関係の確認を実施いたしました。
その結果、大変遺憾ながら、グリーンインフラレンディング社から弊社が説明を受け、投資家の皆様にご説明申し上げていた使途とは異なる使途に一部資金が使用されたものと評価せざるを得ないとの判断に至りました。
「グリーンインフラレンディング」における今後のファンドの募集は停止させて頂きます。
3.「グリーンインフラレンディング」のファンド運用状況
「グリーンインフラレンディング」におけるファンドの運用状況等につきましては、「グリーンインフラレンディング」ウェブサイト内の「グリーンインフラレンディングからのお知らせ」欄で今後公表される予定です。
「グリーンインフラレンディング」以外の他の営業者が運営するソーシャルレンディングサービスに関しては、通常通り募集を行っております。
ご心配をお掛けして申し訳ございません。ご理解の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
やはりと言いますか、集めた資金の一部は別の使途に利用されていたようですね。
また、文面上かなり厳しく、今後のグリーンインフラレンディングのファンドの募集も新規の投資家の登録もしないとしています。「一時的に」などあいまいな表現は使わず、断言しているところにもうグリーンインフラレンディングとの関係を完全に切るという強い意志を感じのは私だけでしょうか。
ちなみに28日にグリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスが公表した釈明は下記の通りでした。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して、募集に先行して自己資金により支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
株式会社グリーンインフラレンディングは、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指し、対象ファンドにおける対象事業に対する支出済みの資金を含めて案件開発のための全ての資金との認識の下、ファンド募集の際の内容の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後、適切な対応を行っていきたく考えております。
この釈明では「開発資金」という意味がmaneoマーケットとグリーンインフラレンディングでずれていたことが原因であり、他のファンドの確認が終わったらまたmaneoマーケットで新規募集を再開するよ!と言ってるように見えます。でも先述の通りmaneoマーケット側がそれを許してくれるのですかね…
maneoマーケットに見放されれば、自分たちでファンド募集のシステムを構築する必要が出てきますが、そこまでして事業を継続させるでしょうか。
もう私にはバッドエンドしか見えません…
ちなみに今回の回答を見て何点かmaneoマーケットに質問を投げてみました。何か回答があればこちらで共有したいと思います。
あ、maneoマーケットは次回の報告は7/4(水)を予定しているとのことです。
それでは~