やっぱりウェルスナビの最大のデメリットってこれだよね
こんにちは
最近は連日ソーシャルレンディング関連で悪いニュースが続いています。
今回は気分転換にロボアドバイザーの話題にします。
- ウェルスナビで分配金が支払われました!
- ウェルスナビ最大のデメリットは手数料
- もうひとつのウェルスナビのデメリット
- じゃあウェルスナビの最大のメリットってなんだ?
- 最後にここまでの運用実績を公開します
ウェルスナビで分配金が支払われました!
ウェルスナビで四半期分の分配金が支払われました。(積み立て分含めて資産は109万円です)
合計5073円。ふむ、そこそこありますね。
積み立て分を含んでいるため、3月の時より増えています。
この米国株(VTI)、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)は四半期ごとにもらえるため、次回は9月ですね。
積み重ねると結構馬鹿にならない額になりそうですが、手数料も毎月1000円弱取られるので、結局ほとんど残らないんですよねぇ。
ウェルスナビ最大のデメリットは手数料
前の記事でも書きましたがウェルスナビの最大のデメリットはこの手数料の高さにあります。
手数料は年率1%。
100万円で運用していると年間1万円は手数料で飛んでいきます。(ただし3000万を超える分は0.5%になるらしい)
よってインカムゲインはほとんど期待できないと考えてよいかと思います。
あ、ちなみに手数料が引かれるタイミングは毎月1日で、律義に口座から引かれていきますよー。
世界中の資産に自動的に分散投資してくれるということがメリットですが、別に不動産や金などに分散する必要がないと考える人は投資信託でインデックスやればいいと思います。
インデックス系の投資信託の場合、信託報酬含め0.2%以下でいろいろな商品を買えますから。
NISAや積み立てNISAなら一定額まで非課税なので、そちらもおすすめです。
私も楽天証券で積み立てNISA口座を申請中です。(税務署審査があるため開設に結構時間がかかるようです)
もうひとつのウェルスナビのデメリット
手数料以外にデメリットはもう一つあります。
それはポートフォリオを手動で、細かく設定できないことです。
ポートフォリオはユーザが選択したリスク許容度により、自動的に構築してくれますが、細かく設定することはできません。
例えば「私不動産なんて買いたくない!」「僕は金なんていらない!」と思っていてもロボが勝手に構築したポートフォリオに従って売買を行うため、そのような設定はできないのです。
じゃあウェルスナビの最大のメリットってなんだ?
ここまで結構ぼろくそに書いていますが、ウェルスナビの最大のメリットは、自分で商品を選ぶ必要すらなく投資初心者にでも簡単にできるという点につきます。
投資信託でさえ商品は基本的に自分で選ぶものですから。
よってなーんにも投資の知識がない人にはいいかもしれませんね。
ウェルスナビの場合は始める際に質問にいくつか答えるだけです。本当に誰にでもできます。
この手軽さ、そして普段チャートなどを見る必要がなく楽というのが最大のメリットでしょうね。
色々書いてきましたが、私はいろいろ試してみたいという思いからウェルスナビはこれからも続けていく予定ではあります。
たぶんですが、これからいろいろなロボアドバイザーが登場し競争が激化していくことで、ウェルスナビの手数料も下がっていくものと予想しています。
むしろそうなってほしいものです。
基本的にロボアドバイザーは長期投資用なので、手数料が下がれば、10年20年運用することで、バカにできないインカムゲインが得られます。
最後にここまでの運用実績を公開します
現状インカムゲインがほとんど得られないのは分かった。
じゃあキャピタルゲインはどうなんだ?
これが現状の運用実績でございます。
赤字やんけ!
ハイ、貿易関税問題で世界的に株価も安定せず、現在赤字です。
まぁ長期投資だし…20年後増えていればいいんだし…(震え声)
それでは~
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(6/28追記)(続・続報)「ソーシャルレンディング」最大手 監視委不適切運用で調査
(6/28 追記 JCサービスのHP上で公開されているお知らせの文言がしれっと変更となっていたので修正しました。)
こんにちは
昨日の下記の記事で次回報告は6/29とお伝えしたばかりなのですが、
また、新しい情報が舞い込んできました。
具体的な内容は下記の記事で詳しく紹介されています。
一応要約すると昨年10月の衆院選の際、希望の党の細野豪志氏がグリーンインフラレンディングのグループ会社であるJC証券株式会社から5000万を受け取っていたとのこと。
そしてそのお金はグリーンインフラレンディングで集めた資金なのでは?というものです。
細野氏は現在は利子含めすべて返済済みとのことです。
政界巻き込んでの事件に発展していってますね。いい加減にしてほしいものです。
でも、あれれ…これは去年秋の話、でもmaneoマーケットが問題としていたのは、最近募集していた2案件。
つまり、この2つの話は別物…ということになりますね。
NNKをはじめ各メディアが報じていたのは、前者の細野氏への不正融資問題で、maneoマーケットやグリーンインフラレンディングがお知らせで報告していたのは、後者の2案件の問題ということなんでしょうか。
後者の問題についてもアップデートが入っています。
グリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスがホームページ上で、下記のようなメッセージを公開しています。
(6/28 追記 こちらは変更前の文言です。一応残しておきます。)
グリーンインフラレンディングについて
弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につきまして、以下の通りお知らせ致します。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して募集に先行して支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
株式会社グリーンインフラレンディングは、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指すものとの認識の下、ファンド募集の際の内容の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後適切な対応を行っていきたく考えております。
ファンドに応募して頂きました投資家の皆様に対しましてはご迷惑をお掛けすることのないように致します。皆様には多大なるご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
(6/28 追記 こちらは変更語の文言です。主な変更箇所は赤字にしておきます。)
グリーンインフラレンディングについて
弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につきまして、以下の通りお知らせ致します。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して、募集に先行して自己資金により支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
株式会社グリーンインフラレンディングは、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指し、対象ファンドにおける対象事業に対する支出済みの資金を含めて案件開発のための全ての資金との認識の下、ファンド募集の際の内容の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後、適切な対応を行っていきたく考えております。
ファンドに応募して頂きました投資家の皆様に対しましてはご迷惑をお掛けすることのないように致します。皆様には多大なるご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
【一部修正】弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につきまして、以下の通りお知らせ致します。
「開発資金」という言葉の意味の認識がmaneoマーケット側とグリーンインフラレンディング側でずれていたという釈明でしょうか。
また、当該2案件以外も確認し、完了するまで新規の募集は見合わせるとのこと。
結構長期戦になりそうな印象ですねぇ…
また、グリーンインフラレンディングに問い合わせていた内容について回答が来ました。回答によるとグリーンインフラレンディングのホームページ上のFAQに回答を記載したので、そっちを見ろとのこと。
どれどれ…
Q.何故、新規ファンドの募集がされていないのでしょうか。
A.現在、maneoマーケット社にて資金使用の一部について確認を実施させていただいているためです。
Q.報道やインターネットの書き込みについて、事実なのでしょうか。
A.現在、maneoマーケット社において、事実関係を調査中であり、大変恐縮ですが、現時点でお答えすることは適切ではないと考えております。
一部報道については、maneoマーケット社のホームページ上にコメントがございますのでご確認願います。
またインターネットの特性から不特定多数の方による多数の書き込みが存在することが想定されますので、個々の書込みの真偽について見解を申し上げることは致しかねます。
maneoマーケット社にて確認のうえ、必要に応じてホームページにて公表させていただきますので、ご了承ください。
Q.対象の2ファンド以外の運用は大丈夫でしょうか。
A.現時点で確認を要する事項を認識したファンドはご案内の2ファンドとなります。
次回のご報告まで暫くお待ちくださいますようお願い申し上げます。
また、大変申し訳ございませんが、個別のファンドとの関連性や影響については現時点ではご回答を控えさせていただいております。
以降のファンドの運営状況等につきましては、ホームページ上の「グリーンインフラレンディングからのお知らせ」において適宜公表される情報をご確認願います。
Q.確認の進捗状況を教えてください。 いつ、確認が完了しますか。 また、募集再開の可否の判断について、詳しく教えてください。
A.現在、maneoマーケット社において、事実関係を調査中であり、大変恐縮ですが、確認の進捗状況や募集再開の可否判断についてお答えすることは適切ではないと考えております。
投資家の皆様にお知らせすべき事項につきましては、グリーンインフラレンディング及びmaneoマーケット社のホームページ上において、
速やかに公表することとしておりますので、お待ちいただきたくお願い申し上げます。
Q.証券取引等監視委員会がmaneoマーケット及びグリーンインフラレンディングを調査しているのですか?
A.一部報道機関において、maneoマーケット社が証券取引等監視委員会による検査を受けているとの報道がありましたが、
グリーンインフラレンディング及びmaneoマーケット社が発表したものではございません。
当局に関する事項について、回答は差し控えさせていただきます。
一般論となりますが、maneoマーケット社は、第二種金融商品取引事業者として登録を受けており、当局の検査・監督の下において日常の営業を行っております。
Q.今後も返済・分配はございますか。
A.ファンドの運営状況等につきましては、ホームページ上の「グリーンインフラレンディングからのお知らせ」において適宜公表される情報をご確認願います。
「回答できない」ことが回答って感じですね。せめて最後の質問に関しては大丈夫!っていってほしいものです。
これだけ真っ黒だともうダメかもしれませんね。
(続報)「ソーシャルレンディング」最大手 監視委不適切運用で調査
こんにちは
下記記事で取り上げた問題について、6/26に次回報告するとのことでしたが、maneoおよびグリーンインフラレンディングのお知らせが更新されていましたので共有したいと思います。
今回の問題のおさらい
今回の問題をもう一度振り返ってみましょう。
ソーシャルレンディング企業であるグリーンインフラレンディング株式会社が募集するいくつかのファンドにおいて、集めた資金が不適切に運用されているのではないかという疑惑です。
つまり、本来のファンドの募集要項以外の用途に集めた資金が利用されているのでは?ということですね。
この資金集めはグリーンインフラレンディング株式会社が直接行っているわけではなく、maneoグループの子会社であるmaneoマーケット株式会社が代理で行っています。
これまでの経緯をまとめると下記のとおりです。
- 6/11 maneoマーケットがグリーンインフラレンディングの一部案件について資金の使用の一部に確認が必要との理由で当該案件の募集を中止
- 6/19 当該案件は継続調査とし、グリーンインフラレンディングの新規案件の募集を停止を発表
- 6/20 上記問題をNHKが報じる
- 6/22 maneo側、グリーンインフラレンディング側ともにNHKの報道内容については否定せず、継続調査実施を表明
6/26のmaneo側の発表
maneoのホームページのお知らせでは、下記の通り記載されています。
一部報道について
表題の件につきまして下記の通りお知らせ致します。
「証券取引等監視委員会が金融商品取引法の疑いで調査」と一部報道がありましたが、当社が発表したものではございません。当社が本件について回答をする立場には無いことをご理解いただきたくお願い申し上げます。
「maneo社が資金募集を行った」とする一部報道がありました。当社グループには第二種金融商品取引業者の当社maneoマーケット株式会社と貸金業者の子会社maneo株式会社がございます。グリーンインフラレンディングにおけるファンドの募集をmaneo株式会社が行ったという事実はございません。
今後ともお知らせすべき事項につきましては、速やかにホームページにて公表することとしております。関係各位にはご心配をお掛けいたしており誠に申し訳ございません。引き続きよろしくお願い申し上げます。
一部報道に関するお知らせ(続報)
NHKではやたらmaneoを強調した報道でしたので、誤解を解きたいという感じでしょうか。
たしかに、今回の問題はグリーンインフラレンディングの案件をmaneoマーケット株式会社が代理で資金集めをした形なのでmaneoは直接的には関係ないですね。
まぁ特に新しい情報はなさそうです。
6/26のグリーンインフラレンディング側の発表
グリーンインフラレンディングのホームページのお知らせでは、下記の通り記載されています。
ファンドの一部募集停止のお知らせ(続報2)
表題の件につきまして下記の通りお知らせ致します。
記
1.確認の進捗状況について
前回のお知らせ以降も引き続き確認を実施しており、現時点では募集が再開できるまでの判断には至っておりません。
2.次回のご報告
次回のご報告は6月29日(金)を予定しております。
次回予定に拘わらず、投資家の皆様にお知らせすべき事項があれば、速やかにホームページにて公表させて頂きます。
投資家の皆様には、多大なるご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
ファンド一部募集停止のお知らせ(続報2)
はい、継続確認中でまだ解決に至っていないとのことです。
問い合わせフォームから質問もしているのですがそちらも回答はありません…
次回は6/29に報告予定とのこと。これまで1週間間隔での報告だったのですが、3日後ということは報告の目途は立ち始めてるのでしょうか。
続報に期待しましょう。
まとめ
まだ、解決には至っていないようですね。私もグリーンインフラレンディングには50万ほど投資しているので、円満な解決を期待します。
ソーシャルレンディングに向く人向かない人とは
こんばんは
ソーシャルレンディングで運用を始めて数か月が過ぎました。
今回はソーシャルレンディングに向く人、向かない人について考察してみます。
そもそもソーシャルレンディングって何?
Wikipediaによると、ソーシャルレンディングとは、
ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(borrower:ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(lender:レンダー)を結びつける融資仲介サービスです。
出典元:Wikipedia
と定義しています。
つまり、私たち投資家がお金をソーシャルレンディング企業に貸し出し、さらにそのお金を借りたい個人や企業に貸し出します。
お金を借りた個人や企業は、返済期限までに利子をつけてソーシャルレンディング企業に返済し、最終的に投資家に返済されます。
ソーシャルレンディング企業や投資家はこの利子を受け取ることで利益を得られるわけです。
利子は担保の有無、保証の有無などにより変わりますが、大体5%-12%くらいです。リスクが高いと思われる案件ほど利回りは高くなります。
ソーシャルレンディングのメリットは?
ソーシャルレンディングのメリットは下記が考えられます。
利回りが高く複利運用が可能
5%-12%という利回りは、一般的な金融商品に比べかなり高い部類です。また、複利で運用できるため、2次関数的に資金が増えていきます。
下記表を見てみてください。資金100万で初めて利回り8%で20年運用すると460万近くに膨れ上がります。
年数 | 資産 |
0 | 1000000 |
1 | 1080000 |
2 | 1166400 |
3 | 1259712 |
4 | 1360489 |
5 | 1469328 |
6 | 1586874 |
7 | 1713824 |
8 | 1850930 |
9 | 1999005 |
10 | 2158925 |
11 | 2331639 |
12 | 2518170 |
13 | 2719624 |
14 | 2937194 |
15 | 3172169 |
16 | 3425943 |
17 | 3700018 |
18 | 3996019 |
19 | 4315701 |
20 | 4660957 |
為替や株価などの価格変動に左右されない
一部例外を除き、基本的にソーシャルレンディングは為替や株価などの価格変動に左右されません。
株やFXなどは、購入してからも価格を定期的にチェックし、場合によっては損切りなどの対応に迫られます。
しかし、価格変動のないソーシャルレンディングは一度貸してしまうと特に何もすることがありません。
毎月ある返済日を楽しみに待つだけでよいのです。
ある程度のリスクコントロールができる
ソーシャルレンディングでは色々な案件が存在し、案件によってリスクも様々です。
例えば担保も保証もないが高利回りのもの、担保はあるが低利回りのもの、貸出期間が長い代わりに高利回りのものなど、自分のリスクに対する考え方によって案件を選べばよいのです。
私の場合は不況になったときの貸し倒れリスクなどを考え、少し利回りは下がりますが、半年程度の貸出期間の案件を中心に選んでいます。
積極的なリスク志向の方はとにかく高利回り中心で選ぶのもアリだとは思います。
ソーシャルレンディングのデメリットは?
ソーシャルレンディングのデメリットは下記が考えられます。
- 一度貸し出すと返済期限まで資金を引き出せない
- 貸出先企業の倒産リスク(貸し倒れ)
- ソーシャルレンディング企業の倒産リスク
一度貸し出すと返済期限まで資金を引き出せない
非常に当たり前の話ですが、ソーシャルレンディングはお金を貸し出すビジネスですので、返済されるまでお金は出金できません。
よって確実に余剰資金と判断できるお金で投資しなければいけません。
貸出先企業の倒産リスク(貸し倒れ)
貸出先の企業が倒産した場合、返済されない、つまり貸し倒れのリスクがあります。
問題なのは現状、貸出先企業の詳細情報は開示されていないことです。
これはソーシャルレンディング企業が隠しているわけではなく、金融庁の判断です。(むしろソーシャルレンディング企業は公開したいが金融庁がダメと判断しているようです)
詳細がわからないので、判断に困りますが、これは「貸し出しても問題ない」と判断しているソーシャルレンディング企業を信じるしかないのが現状です。
よって、信頼できるソーシャルレンディング企業を通して投資することが自分の身を守る手段となります。
ソーシャルレンディング最大手であるmaneoは、現時点で1件も貸し倒れを発生させていないようなので、はじめての方はまずmaneoで始めて見ることをおすすめします。
ソーシャルレンディング企業の倒産リスク
ソーシャルレンディング企業そのものが倒産してしまうリスクもあります。
ソーシャルレンディング企業が倒産してしまうと貸し出したお金が戻ってこない可能性があります。
これを防ぐ方法はやはり、大手のソーシャルレンディング企業を選ぶことだと思います。また、こまめに財務状況を確認し、赤字に陥ってないか、確認することで予防できるでしょう。
ソーシャルレンディングに向く人を考えてみる
まず上記のメリットからソーシャルレンディングに向いている人を考えます。
1.利回りが高く複利運用が可能
→ある程度まとまった資金を持つ人が向いています。例えば10万の元手で初めても20年で利益は36万程度です。まぁ…ちょっと少ないですよね…
でも、1000万で始めたらどうでしょう。20年で3600万の利益です。家が買えますね。
複利運用を考えると、ある程度資金がないと大して儲からないため、100万以下の資金の場合、短期投資である程度資金を増やしてから始めるのがおすすめです。
2.為替や株価などの価格変動に左右されない
→株価や為替のチェックが不要で、案件を選ぶと、あとは何もすることがないので、忙しい人に向いています。
特にサラリーマンなど、平日仕事している人にとっては、株やFXのように「今どうなってるかな…」と気になって仕事中にチャートを見てしまう心配もありません。
3.リスクコントロールができる
→経済状況を冷静に分析できる人が向いています。
例えば、数年後の景気が悪化しそうなので短期案件を選んだり、不動産価値が下がりそうなので、不動産を担保にしている案件は避けようとか…です。
現在の経済状況、未来の経済状況を見据え、最適なリスクを選べる人が向いているといえるでしょう。
一方でデメリットからソーシャルレンディングに向いている人を考えます。
1.一度貸し出すと返済期限まで資金を引き出せない
→余剰資金と判断できるお金を確保できる人が向いているといえます。
2.貸出先企業の倒産リスク(貸し倒れ)
→向いているとは少し違いますが、信頼できるソーシャルレンディング企業を見極められることでリスクを抑えることができます。
3.ソーシャルレンディング企業の倒産リスク
→2と同じく信頼できるソーシャルレンディング企業を見極められることでリスクを抑えることができます。
結論
ソーシャルレンディングに向いている人とは、
「普段仕事などで時間がほとんどとれないが、現在と未来の経済状況を客観的に判断でき、ある程度まとまった額の余剰資金を持つ人。また、信頼できるソーシャルレンディング企業を見極められる人」
と言えるでしょう。
逆説的に言えば下記の人はあまりソーシャルレンディングに向きません。
- まとまった余剰資金がない
- 経済状況について全く疎い
- 高金利ばかりに目を奪われ適切なソーシャルレンディング企業を見極められない人
それでは~
ウェルスナビをはじめて4ヶ月。成績や配当金、手数料などの情報を公開するよ!
こんにちは
2/25から始めたウェルスナビですが、本日で4か月が経過しました。
100万の資金で始め、毎月3万円積み立てています。
せっかくなので、4か月ウェルスナビを運用しての成績や感想、配当金や手数料などの情報を公開したいと思います。
4か月経過しての成績は?
ズバリ!下図の通りです!
ハイ、-3303円とマイナスでした。まぁでも資産に対して-0.30%なのでほぼ横ばいといってもいいかもしれません。
振り返ってみると4月まではほぼずっとマイナスが続いていました。
色々な要因はありますが、主に米中貿易戦争懸念で株価が暴落したことが大きかったですねぇ。
5月中旬からは株価も回復し始め、ついにプラテン、そして先週までプラス圏をうろうろしていましたが、今週またマイナスに。
今年のキーワードはやはり関税になりそうですね。次点でEUのごたごたでしょうか。
私のポートフォリオは下記。
こうしてみると米国株は好調ですねぇ。一方で新興国株が思いっきり足を引っ張っています。新興国株は、調子のよかった時期でもプラスになったことないような…
あと不動産も調子いいです。評価額53252円で損益が+5190ということは10%程、値上がりしていることになります。
ウェルスナビの配当金や手数料は?
2/25-6/24間の配当金と手数料をすべて下記に貼っておきます。
手数料が3か月分で2649円、分配金は2582円でした。(資金100万円スタート)
うん…手数料高いね…分配金の額を上回ってしまっている…
ウェルスナビの場合、手数料は長期割なるものがあるので、長期でやればちょっとは軽くなりそうですが、現状分配金は手数料に消えそうです。
ウェルスナビを運用しての感想
状況に応じて勝手にポートフォリオを再構築してくれるので運用はかなり楽です。
ただ、手数料が結構高い。
これだけ直してくれれば、かなり助かるんですけどねぇ…
それでは~
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トルコリラを買ってはいけない5つの理由
こんにちは
トルコリラがぐんぐん下がっていっています。
2018年に入って一時22円台をつけるほどに下落し、現在は23円台を低空飛行中です。
一体どこまで下がるのか。
トルコリラを持つ多くの人が震えながら見守っていると思います。
トルコリラとは
トルコリラはヨーロッパとアジアの境界に位置する国であるトルコで利用される通貨です。
最大の特徴は高いインフレ率を抑えるために設定されている高金利にあり、高いスワップ金利をもらえることから、FX業界において近年人気を伸ばしてきました。
特に日本では常に低金利政策のため、この「高金利」という言葉に弱く、多くの日本人投資家がトルコリラを購入し、痛い目に合っています。
これまで多くのトルコリラのブログを見てきましたが、その中の80%-90%のブログが閉鎖に追い込まれているように思います。
まず結論から申し上げると、トルコリラは買ってはいけない通貨と言えるでしょう。
FX業者やトルコリラを扱うアフィリエイトブログでは、しきりに勧めてきますが、乗せられてはいけません。
本記事では、トルコリラを買ってはいけない5つの理由を説明します。
理由1:底が見えない
まずはチャートの観点から見てみましょう。
下のチャートを見てください。トルコリラの2007年-2018年のチャートです。
ずっと下がり続けています。
見事なまでの下降トレンドですね。
2007年で1トルコリラ=100円だったのが今では1トルコリラ=23円と10年ちょっとで価値は1/4以下となってしまっています。
トルコリラは買う場合、金利が目的のはずなので長期保有が前提となります。
しかし長期保有した場合、どの地点で買っていたとしてもマイナスでしょう。
さらに今度はこちらのチャートを見てください。1998年-2007年ごろのチャートです。
なんとトルコリラは1998年ごろには1トルコリラ=1000円くらいでした。
これがインフレによって大きく価値が下落。
2005年にはついにデノミに追い込まれました。つまり今のトルコリラは2005年に新しく作られた新トルコリラということになります。
そしてトルコは現在もまだ高いインフレ率が続いており、2桁のインフレ率となっています。
このように、いつも最安値圏なので、試しに手を出したくなりますが、今が底もしくはそれに近い水準である根拠なんてまったくないんです。
10年後にさらに1/4担っている可能性も十分あります。
買うにしてもテクニカル上月足ベースで反転シグナルを確認してからでも十分だと思います。
理由2:地政学リスクが高い
トルコの周辺国にはシリア、イラク、イランなど、紛争でお馴染みの顔ぶれが並んでいます。
昔から続くクルド人との対立、隣国であるシリアの内戦、2016年のクーデター未遂、ISテロリスク、緊迫するウクライナ情勢。
数えきれないほどの地政学リスクを抱え、何かあるたびにリスク回避の動きからトルコリラは売り込まれます。
トルコ自体は経済成長もしっかりしていますが、上記のような地政学リスクを抱えている限り、トルコリラの上昇は厳しいでしょう。
またトルコだけの問題ではないため、この地政学リスクをすべて解消することはほぼ不可能です。
理由3:エルドアンの独裁政権
6/24に選挙が行われ、エルドアン大統領が再選しました。そして現在トルコはこのエルドアン大統領の独裁政権となっています。
このエルドアン大統領という男、どうもトルコの発展にはリラ安のほうが都合がいいという考え方らしく、リラ安容認の発言も目立ちます。
そして、高いインフレ率のため利上げしようとしている中央銀行に圧力をかけているという噂もあります。
一般的にインフレで通貨価値が下落する場合、利上げをすることでその通貨の下落を抑制させますが、圧力をかけて利上げさせなければ、単純に通貨の価値は下落していきます。
国のトップが中央銀行に圧力をかけるレベルの独裁者で、リラ安を望んでいるのであれば、当然リラの価値はあがりません。
もし、6/24の選挙で政権交代できていれば、ちょっと事情は変わったんですけどね。
残念です。
理由4:欧米との関係悪化
近年、トルコは欧米との関係が悪化しています。
昨年トルコはイスタンブールのアメリカ総領事館の職員を政府転覆を図った疑いでトルコ側が逮捕、訴追しました。
このことにより二国間関係が緊迫し、トルコ、アメリカ双方が同年末までビザの発給を停止するまでに関係が悪化しました。
年末にはピザの発給はとりあえず解除されたようですが、両国の関係は悪いままです。
欧州とも昨年、難民受け入れ問題で大いに揉めました。
トルコ側は難民を受け入れる代わりに、EU加盟国へのビザなし渡航の自由化を進める話でしたが、なかなか実現せず、約束が違うとエルドアンも激怒。
最終的にはトルコはEU入りを目指していましたが、それも遠のきました。
エルドアン大統領が強権であり 、対欧米に対し強気な態度のため、関係の改善は難しそうです。
ただエルドアンが選挙で再選したということは国民としても対欧米に対する強気な態度は評価されていること言うことになるのでしょうが…
その代わり、最近はロシアや中国とかなり緊密な関係になっているようです。
ただ、経済の中心である欧米と距離を置き、ロシアと仲良くする方針はリスクであり世界の投資家から見ると評価されないでしょう。
理由5:流動性が低い
トルコリラに限った話ではないですが、マイナー通貨の流動性の低さには注意が必要です。
流動性が低いということは、少しのお金が市場に投入されるだけで大幅な値動きが発生するということです。
これの何が問題かと言いますと、お金を持っている海外ファンドなどがトルコリラに関するバッドニュースが流れたタイミングに合わせて、トルコリラを売り込んできます。
日本人はほとんどの人がトルコリラを「買い」で入ってるので、バッドニュースとファンドの売りから来る下落、そしてその下落により発生するパニック売りにより耐えられず、ロスカットとなってしまうのです。
ファンドから見ると今市場にどれくらいの買い玉売り玉があるかが丸見えなので、ある程度たまったら、バッドニュースに合わせて仕掛けてきます。
下のチャートの赤枠をご覧ください。
これは2017年10月9日です。とんでもない下髭がついていることがわかると思います。
この日は日本はちょうど3連休の最終日でした。
連休中の朝方ということで、流動性が極めて低いタイミングであったと言えます。
前日まで31円台だったトルコリラは1時間くらいの間に、一時28円台にまで価格を下げました。
原因としては先述の米国とのビザ発給停止ニュースが流れたため。
確かに大きなニュースではあるのですが、とはいえ突然ここまでの下落が発生する要因とは言えず、裏には海外ファンドの売り浴びせがあったという噂があります。
この下落で結構な数のトルコ戦士がロスカットを食らい退場となりました。
このように流動性が低いことで、大きな値動きが発生する可能性があるため、レバレッジはかなり低めに設定する必要があります。
そして、低レバレッジでやるなら、上記リスクを抱えてまでFXでトルコリラをやる必要はないように思います。
結論
結局スワップ金利が高くてもそれ以上に為替差損が大きいんですよね、この通貨。
迷ってる人はやめておくことをお勧めします。
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個別株始めました!
Twitterのほうでちょろっと書いたのですが、この度ポートフォリオを変更し、個別株を始めてみることにしました。
ソーシャルレンディング、アドバイザー、積み立てNISAはいずれも長期向けなので短期売買も盛り込みたいなというのが理由です。
元々積み立てNISA用に作成した楽天証券の口座ですが、ちょうどいいので100万入金して使うことにします。FXの経験はあるものの、個別株に関してはまったくのド素人なのでまず小額で慣れるところから始めます。
さて、22日(金)のクローズ直前にさっそく1銘柄購入してみました。
記念すべき初購入銘柄は・・・
ででん!!
日本電子材料!
購入した理由はかなりシンプル・・・
- 7万ちょっとで買えるのでお試しにちょうどよさそう
- 700円のサポートラインがかなり強そう
業績とかその他情報一切ムシ!
購入した根拠が700円のサポートラインなので700円を明確に割り込んできたら損切りします。(忘れず逆指値入れておかねば)
利食いはとりあえず800円くらいかなぁ・・・
結果はまた報告します。
それでは~
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