(7/5続報)「ソーシャルレンディング」最大手 監視委不適切運用で調査
こんにちは
そろそろグリーンインフラレンディングの7月の分配日も近づいてきました。
ソーシャルレンディング業界を騒がせているグリーンインフラレンディングですが無事7月分配を実施してくれるのでしょうか。
今回はグリーンインフラレンディングの7月の分配についてのお知らせが公表されました。
ここまでのグリーンインフラレンディング不正融資問題のまとめ
ここまでのグリーンインフラレンディングの簡単に問題を振り返ります。
【問題1】
昨年10月の衆院選の際、希望の党の細野豪志氏がグリーンインフラレンディングのグル
ープ会社であるJC証券株式会社から5000万を受け取っていた疑惑が浮上し、証券取引
等監視委員会が調査していると複数のメディアで報じられました。
そして、その5000万はグリーンインフラレンディングで投資家から集めた資金なのでは?
という疑惑がかかっています。
細野氏はJC証券株式会社から資金を受け取っていたことは認めています。
また細野氏は現在は利子含めすべて返済済みとの回答もしています。
JC証券株式会社→細野氏への融資自体は上記より事実であることは明らかになっていま
すが、問題はその資金がグリーンインフラレンディングが投資家から集めた資金なのか
ということです。
こちらについてはグリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスより、その
ような事実はないと否定しています。これは下記記事で記載した通りです。
【問題2】
2018年6月、maneoマーケットは突然グリーンインフラレンディングの5月-6月に募集し
ていた2ファンドの募集を停止するとしました。
理由は資金の使途に確認を要する事項ができたため。
おそらく問題1を受けてmaneoマーケット側でもいろいろ調査したかったのでしょう
ね。
また、そのあと当該2ファンドの資金の使途の確認が済むまでグリーンインフラレンデ
ィング上で新規ファンドの募集も一時見合わせるとしました。
そして調査は進み、やはりグリーンインフラレンディングが投資家に説明していた使途
とは異なる使途で使用されていたとのことで、新規ファンドの募集停止、新規投資家の
登録停止の発表をしています。
この処置に対し、グリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスは反発。
一方的すぎる処置だとし、対立姿勢を深めています。
…とここまでがこれまでの大筋のあらすじです。
さて今回の発表はどのようなものでしょうか。
今回の発表
maneo及びグリーンインフラレンディングは下記のようなお知らせをHPに掲載しました。
償還及び分配の実施留保のお知らせ
表題の件につきまして下記の通りお知らせ致します。
記
2018 年 6 月 29 日付の「ファンドの募集停止等のお知らせ」においてお伝えいたしましたとおり、「グリーンインフラレンディング」におけるファンド(以下「本件ファンド」といいます。)については、投資家の皆様にご説明申し上げていた事業とは異なる事業等に一部資金が使用されたものと評価せざるを得ないとの判断に至っております。
弊社は、鋭意グリーンインフラレンディング社及び最終貸付先企業に対応の要請を行っているところです。
ファンドの営業者であるグリーンインフラレンディング社が 7 月 11 日に分配を予定しております元金及び利息につきましては、同社に資金到達しているものの、返済原資に確認を要する事項があるとの判断により、当面の間、本件ファンドの投資家の皆様に対する償還及び分配の実施をやむを得ず留保の取扱いとなりますことご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
対象となるファンドにご投資頂きました投資家の皆様につきましては、別途ご報告をさせて頂きます。
投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛け致しておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
7月の分配は見送るという説明ですね。
当該2ファンド以外は正常に分配してもらえるのでしょうか。
気になったのは「ファンドの営業者であるグリーンインフラレンディング社が 7 月 11 日に分配を予定しております元金及び利息につきましては、同社に資金到達しているもの」という文言。
これはつまり、「途中、本来の使途と異なる使い方をされていたけど最終的には本来の
貸付企業に到達し、返済もされている」という理解で正しいのかな?
そうであれば、多少未来は明るく見えますね。
まぁ私は当該2ファンドに投資しているわけではないので、他のファンドについて正常
に分配してくれればそれでいいのですが。
グリーンインフラレンディングの問題はなかなか解決に向かいませんね…
私がグリーンインフラレンディングに投資した50万は果たして戻ってくるのでしょう
か…
それでは~